本日ついに「壇ノ浦の合戦」です。
(大河義経の話です;)
景季の好青年風にのっけからくらりとしてしまいました。
戦シーンもさることながら、大変鮮やかに描かれております平家方の女性陣にも注目です。
乱れ髪の知盛様がステキでありましたし、
決意を秘めた瞳の女性達。
資盛殿の最期(実は私小泉孝太郎君けっこう好きだったりします)。
二位の尼御前のりりしいことといったら!
明子と知盛の別離。
覚悟を決めた能子。
次々とその身を海に躍らせて行く平家の女性の単があざやかで、しかしとても哀しい、美しい場面でありました。
最後の最後で視線をあわせた二位の尼、と義経の場面。
沈んでゆく草薙の剣。
そして、宗盛殿はあくまでもオチに使われてしまうのか。
あんまりだ;
「見るべきものはすべて見た」
実は、この言葉のあと、青天を仰いでいただきたかったんですが(これはあくまで私の個人的イメージ)平家方の赤い旗が海に沈んでゆき、壇ノ浦の合戦は幕を閉じるのでした。
この先は、また、哀しいんだよなあ。
池田屋以降の新撰組もそうなんですけれども、これからは郎党との別離、兄との確執が待つ義経殿の命運もまた、哀しいのです。
(でも見るけど)
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